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□魔法学校
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隣りの部屋にはマダム・マクシームと生徒たち。



「はじめまして、ましろ・スネイプです。滞在中のお世話をさせていただきます」



ましろはマダムの前で膝を折り、挨拶した。



「あなたがダンブリードールの、おーまごさんね。よーろしく」


「こちらの子もお世話をさせていただきます。自己紹介を」


《カリス・ローダンスと申します。精一杯努めさせていただきます。宜しくお願いします》


《まぁ、お上手ね。何処で勉強なさったの?》


《父から教わりました。まだまだ勉強中です》


《それだけ話せれば十分。生徒たちの事、頼みました》


《はい》



マダム・マクシームは微笑んで、私を見た。


気に入ってもらえたかな?



《では、後ほどお伺いいたします》



控え室を出て、大広間に行く。



「大成功よ、みんな。今日はこれで解散。明日から忙しくなるはず。たっぷり食べて、たっぷり寝て頂戴ね」



歩きながら、満足そうなましろの様子に、ほっとした。


大広間に入って、ハーマイオニーと一緒にハリーとロンが開けておいてくれた席に着く。



「どうだった?クラムのサインもらった?」



ロンの言葉に不愉快そうにハーマイオニーが口を開いた。



「ロン、落ち着きなさいよ。たかがクディッチの選手じゃない」



たかが?


クラムの事をたかがって言った!



「ハーマイオニー、クラムは世界最高のシーカーの一人だぜ!まだ学生だなんて、考えてもみなかった!」



ロン!私の言いたかった事、全部言ってくれたわ!





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