Knock!
□疲れて寝る
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ダンブルドア校長に何度もお礼を言って教授に案内された部屋は、凄かった。
居間、寝室、バス、トイレはもちろん小さめのキッチン完備。
アイボリーで統一された室内は広く清潔で、家賃高そ〜って思ったのは主婦のサガか。
クローゼットの中にはワンピースやスカート、ブラウスの他パジャマや下着・小物も用意されていた。
ゆっくりしろと言われたので居間のソファに座り、これからのことを計画する。
まずは魔法の勉強。
子どもの頃から”魔女っ子”だの”魔法少女”が大好きだった。
魔法を使いこなせるようになると思うだけで、ほくそえんでしまう。
めざせ!家事の負担軽減!!なんてね。
次に情報収集。
ハリーがいなければ純粋にココの生活を楽しめる。
が、もしいるのなら手助けしたいのも本心。
といっても、子どもとの会話の為に斜め読みしただけの本と《不死鳥》までしか見ていないDVDの内容で役に立つのか不安は残る。
(1、2巻なんて、ほとんど覚えてないもんねぇ)
もっときちんと読んどくんだった〜と後悔するけど、あの時この状況を想像する方が難しかったよね。
明日は図書館に行って新聞を漁る事を決め、本棚から魔法薬学(杖いらないから)の本を数冊持ってきて読み始めた。
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