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□第2章一話前編 「武田の抵抗」
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足軽組長の部屋
零次「足軽組長は、二人で一軒だ。」
茜「じゃあ、早苗ちゃんと同じ部屋?」
零次「・・・すまん。今は、状況が状況だから足軽組長は、四人で一軒になる。」
早苗「私たちの他に、女性の武士はいらっしゃるのですか?」
零次「いや、おらん。」
???「あ、殿。評定どうだった?」
少年説明中
???「あいあい。」
零次「蒼天、緋影から聞いたぞ?団子食ってのんびりしてたそうだな。ああ?」
蒼天「いやいや、御館様には主命の報告はしたぜ?」
零次「結果は?」
???「上々。殿の言う通り水軍を学んだぜ?」
零次「・・・次は礼法だな。とりあえず、お疲れだ。」
蒼天「うーす。あれ、そこの可愛い女の子二人組は?」
緋影「冬月茜殿と東風谷早苗殿だ。茜殿は俺たちの同僚で、早苗殿は御館様の直属の部下になる。一応同居人になるから、粗相の無いようにとの事だ。」
蒼天「オマエモナー」
室内
零次「とりあえず、ざっと説明しておこう。まずは自宅。休息や金の出し入れが出来るぞ。」
早苗「ふむふむ。」
零次「あと、鑑定眼があれば、自宅で掘り出し物の鑑定ができるし、条件を満たせば鍛冶屋、医者宅、茶室を開ける。」
茜「成る程。」
少年説明中(省略)
早苗「わかりました。」
茜「だいたい、分かった。」
零次「四人とも、主命は無かったな。緋影、蒼天、二人を連れて色々廻ってこい。」
緋影「はっ!!」