管理人作法

□著作権
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著作権






2次創作夢サイトを持つなら絶対知っててほしい名称、著作権。でも最近「あれ?」って事が多くて多くて、管理人は冷や汗をかきます。


著作権って何?

著作権っていうのは、著作物を作った本人に認められる権利の事。作ったものを独占的に利用したり、それから発生する利益とか、イメージとかを守る権利の事です。


じゃあ夢サイトってどうなの?

厳密に言うと、違反なんです。著作権法違反。著作権法ではその著作物を連想させるものも違反になるんです。


法律違反っていっても逮捕とかされてる人いないじゃん!

ところがところが、いるんです。ネットで検索せればちょちょいのちょいで出てきますよ。
著作権ってのは民法と刑法どちらからも裁かれるんですね。訴えられた場合なんと500万円以下の罰金または5年以下の懲役だそうです。公民の教科書にここまで驚かされたのは生まれて初めてです。しかも更にもう1個!権利者様へ損害賠償なんてものも…!もうびっくり仰天で石になれますね。
ほとんどのサイトが普通に運営できてるのは、権利者様が訴えていないからなんですね。著作権法違反ってのは親告罪なので、親告がなければ罪に問われないんです。

じゃあ大丈夫じゃん!

じゃないですよ。逆に言えば親告があればほぼ確実に罪に問われます。勝てる見込みはまずありません。ん?勝とうとしてる事自体おかしいとも言えますね…。

兎にも角にも、夢サイト管理人は権利者様に目を瞑ってもらっている側の人間です。だから、こんな事はしない方が身の為。…あ、守ったから訴えられないとか、そういう事じゃないですよ?


その1!

「著作権は権利者様に帰属します」

よく「著作権は放棄してません!」「著作権は○○にあります!」とか見るんですが…怖いよー!確かにその文章を書いたのはそこのサイトの管理人でしょう。それは間違いありません。でもでも、よく考えて。ハイ深呼吸。その文章を書く事ができたのは作者様が頑張って頑張ってお書きになったものを勝手に拝借したからですよね?それなのに、著作権は管理人にあるんですか?そう書いておきながら「パクリ禁止!」「無断転載厳禁!」……おーいおい!何考えてんですか。立場間違えちゃいけません。これは2次創作ですよ!

あ、だからってパクっていい訳じゃありませんよ。それはそれ、これはこれです。粋な母親の「余所は余所、家は家」って台詞と似た様なもんです。

因みに2次創作であってもその文章等そのものに著作権は発生しますが、飽くまで主張できるものではないと思われます。だから人様の文章やらアイディアやら、いいと思ってもパクらないのが安全圏です。


その2!

「(c)は使わない」

これ見かけると背筋が凍ります。これはコピーライトマークといって、著作権が誰にあるかを表したものです。もう何回も言ってますが…2次創作の「2次」を忘れないで下さい。作者様の瞑られた目が開いてしまいます!だって2次創作があるのは1次創作した作者様がいるからなんですから!だからって(c)の後に作者様のお名前書いちゃいけませんよ!非公式サイトでは使っちゃいけません。公式サイトに非ず、なんですから。


その3!

「関係者立ち入り禁止はできない」

ちょっと難しい顔にならざるを得ないです。「関係者様はお帰り下さい」という1文。よく考えて下さい。関係者とは権利者様ですよね。自分に権利があるものを立ち入り禁止にされる理由はないと思います。それにもし私が関係者だったらこういうサイトがどういう環境でどういう内容かくらいは把握しますよ。だって問題は起きてからじゃ遅いじゃないですか。取り敢えず、この言葉に効力はないと思われます。それに関係者様に悪い印象を与えかねないのでは?やるからには考えうる最悪の事態の対応も考えましょう。



著作権に関しては管理人もまだまだ勉強途中です。身近にある色々なものにも密接に関わっているので、是非ご自分で1度調べてみて下さい。

夢サイトの管理人が知らずに運営するなんておっそろしい真似、私はオススメしません。






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