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□酒は飲んでも飲まれるな7
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「オレ、上げてから
落とされるのしんどい
から。付き合っても、
お前からいつか振られる
なら、付き合わない方が
マシ」
「そうだろ」
.....確かに秋山
さんは、好きな私と
結ばれた後、覚えられて
ないという、激しい波に
振り回された。相当
ショックだったんだわ。
....私の事、それだけ
ショックを受けて
すねるぐらい、好きで
いてくれてたんだ。
しかも、付き合って、
いつか振られる事を、
こんなに怯えてる。
「秋山さん、意外と
カワイイ....」
不謹慎にも、一気に気分
が良くなった私の言葉
で、秋山さんの機嫌が
悪くなる。
「....なんだと」
いけない。ちゃんと
謝んなきゃ。
「ごめんなさいっ
調子に乗っちゃって。」
「秋山さん、そんなに
想ってくれてるんですね。
嬉しいです。私、
秋山さんを振ったり
しません。出来るだけ
長く仲良くしたいです。
だから、もう一度
言います。付き合って
下さい。私の事、
信じて下さい!」

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