story
□酒は飲んでも飲まれるな 番外編
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あの屈辱の夜から
しばらく経った。
オレは過去の事実より、先の幸せを考える事に
した。そろそろ少しは
ナオちゃんのショックも
薄まってるかも知れないし。ここであの日の約束
をし直して、なぐさめて、
ナオちゃんさえ良ければ
付き合ってしまおう。
多少見た目が釣り合わ
ないカップルになる
だろうけど、問題は
外見じゃない。心だ。
これからはオレがナオ
ちゃんを守る！！
早速約束を取りつけよう
と、ケータイに手を
伸ばすと、タイミング
良くナオちゃんから着信
がきた。オレら相性
良いんじゃね！？
「ナオちゃん！オレも
今電話するとこだった
んだよ」
「えーホントですか！？
私達すごい！....
じゃなくって.....」
ナオちゃんの様子が
おかしい。どうしたんだ。
「あの.....ホントなら、
この間の埋め合わせの
約束をしなければ
いけないんですけど....
私........」