story

□求め合う時
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(そんなっ......!!)
乱れた服の動きと、
不自然な腕の流れで
直が何をしていたかは
すぐにわかっただろう。
しかも直は電話に気づかないくらいに
夢中になっていたらしい。
そんな自分を知られて、
恥ずかしさと、情けなさで、
彼女の潤んだ瞳から
涙が流れた。
「うぅっ......」
「ナオッ」
秋山は直を慰める様に抱き締めて、
次にたっぷりと熱い
キスをした。
舌の温もりと厚みが、
現実に触れ合っている
事を知らせてくれて、
一気に二人で満たされる。
「ナオ.....ゴメン、
あんなとこ見て、
余裕ないから。」
簡単にそう告げると、
床の上なのも気にせず、
彼は急いで二人の服を脱ぎ捨て、
もう潤いきった
そこに自身をいきなり
突き入れた。
「ああーっ!」
待っていたそれだったけど、
それにしてもいきなり
の衝撃に直が悲鳴を上げる。
まだ慣らされていない
奥が、固い彼のに
勢い良く押し広げられた。
全ておさまった頃に
早くも激しい律動が
押し寄せて来た。

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