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□酒は飲んでも飲まれるな2
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「昨日、心配だった
から、何度も電話した
んだ。そしたら五回目
ぐらいでアキヤマが
出てさ......電話切った
ら着信見てみな。
それで、アキヤマは
教えてくれたワケさ。
....俺がさっき大丈夫
か聞いたのは、アキヤマ
といて大丈夫だったか、
っていう意味だったんだ
けど....」
「.......」
大丈夫か、大丈夫じゃ
なかったかで言えば、
大丈夫じゃなかったと
考えるのが正しいの
だろうか。でも、私から
だったらしいから、
大丈夫じゃなかったと
言うのは秋山さんに
対してヒドイかも
知れない。そもそも、
大丈夫じゃなかった
なんて、言えない。
それでも、私が考えてる
間で、わかってしまった
みたいで、ミウラさんは
いたわる様に話し始めた。
「かわいそうにナオ
ちゃん.....アイツ、
オレに対してすごい
上から目線で、‘これで
オレのモノだ’って
勝ち誇ってたから....
心配でどうにかしないと
って思ったけど、
何もスベがなくて」
「秋山さんがそんな事を
.....!?」
信じられない。でも、
もしホントに言ってた
なら、ああなったのは
私からではなく、秋山
さんからという事に
なるのでは。どうなって
るの!?

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