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□酒は飲んでも飲まれるな2
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「記憶がないんだね?
こーゆー時の記憶ばかり
は戻らないから、もう
考えない方が良いよ。
ただ、アキヤマとは
ゲーム以外では出来る
だけ関わんない様にしな。」
「.........」
どう返事したら良いのか
わからなくて、何も
言えない。それを察して、
ミウラさんはゆっくり
休む様に言ってくれて、
電話を切った。
ゆっくり、重力に沿って
ケータイを持つ手を下げる。
すると、少ししてメール
がきた。.....秋山さん
からだ。
‘もう体は大丈夫か。
これからは祝いの席でも
飲み過ぎるなよ。
今回の事はなかった事に
しても良いから。
秋山’
「そんな.....」
昨日の事を自分で何も
把握してないから、
誰がどう悪いのかわからず、
でもショックは確かに
受けていて、私は静かに
涙を流した。


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