story

□酒は飲んでも飲まれるな 番外編
3ページ/3ページ





―その頃の二人―



背中の方にいた秋山さん
が、膝の間に私を
無理矢理閉じ込めて、
更に腕を回してガッチリ
固定した。
「秋山さぁん、くっつく
のは好きですけど、
これは体凝っちゃいます
よー」
「うるさい。なんだよ
さっきの黄色い感じは。
ドMとか言われてるし」
「それってやっぱり
守りが固いって事です
よね?なんで」
「もう黙れ」
顎を掴まれて、無理矢理
後ろを振り向かされる
と、唇を合わされる。
「ん.....」
ちょっと強引で困る
けど、それ以上に
嬉しい。最近出来た
彼氏に、私はベタ惚れ
です。




前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ