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無条件降伏はお断りにつき


「せんぱい…」

「…あは…?」


おかしい。この状況はおかしい。


なんだって舐めた俺様が真っ青で(ほんと…何故舐めたし…)舐められた天使ちゃんが全力で嬉しそうな訳?

何故 俺様は壁と天使ちゃんに挟まれているのでしょーか?



「舐めましたね…いたいけな女子高生の白雪の肌を厭らしく舐め回しましたねせんぱい?」


…い…色々と着色されている…!!

さっきまでのりんごちゃんほっぺは何処へ!!
なんだってそんな挑戦的な瞳をしてらっしゃるのー!!


「え…あ…うん…あの…はい…」

「うふ、せんぱい、対価を要求します」

「うん…何よ…」


ぐっばい俺様のぱんつ…

ぎゅっと目をつむる。


「せんぱい、今日は何色のぱんつ履いてるんですか!?」

「え」

「あっ」


目を開くとかぁあああ と音がつきそうな程急速に、りんごちゃんほっぺを復活させた天使ちゃんがいた。


そんな天使ちゃんを見てたら柄くらい教えてもいいかなって思った。
(あれ、俺様色々麻痺して、る?)


…考えるのがめんどい、疲れた


「え…えと…いちご…?」

「しっ白地に赤いいちごちゃんですか!?」

「え、うん…」


ぐはっ!!

天使ちゃんは何やら不吉な音を発して不自然に仰け反った。


「そんな…!!まさかのいちごみるく…!!」


天使ちゃんは…今度は はぁああんと悶えている。

うん。君の萌えポイントも赤面ポイントも意味がわからない。



「…」

「あの…天使ちゃん…?」

「佐助せんぱい!!私に…その可愛いらしいぱんつの向こうに隠されたたくましい亀さんの卑猥ないちごみるく飲ませてくださぁああああい!!!

「屋上でなんてこと口走っちゃってるのあんたァアアア!!??」


はぁはぁと鼻息荒く血走った目でベルトをもの凄い力で引っ張られている!!

ぎゃああああちょ ま 千切れる(ベルトが)!!!本当に女かこの娘!!!




「ちょ…ま…この…待て!!!


ぴたっ


と…止まった…

ぜぇぜぇと息荒く天使ちゃんを見下ろすと、天使ちゃんの視線はズボンなど透視してやろうと言わんばかりに俺様の股間に釘付けだった。

…女子高生としてどうなのそれは。


「せんぱい…早く…」


ぶるぶると身体が震えている。

ちょ どんだけ!!

テンパりすぎてまともなツッコミなんて思い付きやしない!!



必死に頭を回していると、とある天使ちゃんのセリフを思い出した。




『えっ…せんぱい私の身体に何も感じないんですか!?せんぱいのぱんつもらう為なら私、なんでもしちゃいますよ!!』



なんでもしちゃいますよ!!



…コレだ。

無条件降伏なんてお断りだ。

そうだ、何も俺様が一方的に差し出す筋合いは無い。

見た目はどストライクなんだから…俺様だって楽しんでやれ。




…そうすればかすがにもナリちゃんにも慶(以下略)にも殺されないですむしね☆★




…考えてみたら、何故俺様はこうも頑なに拒んでいたのだろう?

卑猥ないちごみるく下さいってことはフ*ラしてくれるってことでしょ?


天使ちゃんが俺様のをしゃぶる…



イイ…!!


「天使ちゃん」

「な…なんですかせんぱい…!!」




「天使ちゃんの今履いてるぱんつくれるなら俺様のぱんつあげてもいいよ」

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