☆晴天

□華、昇る。
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夏の夜空に大輪の華が咲き誇る頃、僕の心は醜くしぼんでゆく。

つないだ手の熱さを思い浮かべる度、すっと心は凍りつく。

『ごめんね』

心に刺さった小さな棘は、…いつまでたっても抜けない。


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