KRB夢

□24th
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お互いほぼ産まれたままの姿になった。

舌を絡めた深いキスをしながら、

彼女の濡れたそこに触れると、

俺の人差し指をすんなりと受け入れる。

彼女がかすかに吐息を漏らすと、

俺は指を出し入れして、後に2本に増やしてみる。

漫画や本、ネットの動画だけの知識で、

実践は今日が初めての体験。

相手はおそらく初めてではない、いわば経験者。

そんな彼女を悦ばせたい一心で、

俺は彼女の様子を窺いながら行為を進める。


黄瀬「…藍っち…?」

「っ…ん…?」

黄瀬「き、気持ちよく、ないっスか…?やっぱり…」

「!…ううん、気持ちいいよ…。ていうか、”やっぱり”って何?(笑)」

黄瀬「あ、いや…正直なところ、俺、初めて、だし…どうなんだろうって…」


また彼女の前でかっこ悪いところ見せちゃったな。

でも、不安は拭い切れなかったんだもん。

けれど、

それでも彼女は優しかった。

彼女は俺をぐいっと抱き寄せて、

少し強引に俺の唇を塞いだ。

俺はびっくりして、目を閉じなかったくらい。

ねっとりとした深いキスをした後は、

彼女はリップ音をわざと立てるように唇を離した。

至近距離で見つめ合う俺達。


「黄瀬くんに触れられるの、本当に気持ちいいよ…?私、すごくドキドキしてるし、感じてるよ…?」

黄瀬「!…か、感じてるっスか…(恥)」

「だから…もっと、してほしいよ…?」


その言葉を聞いて、

俺はこれまでで一番と言っていいほどの深いキスをして、

彼女の中に3本の指を突っ込んで出し入れのスピードを速めた。

キスの合間に漏れる彼女の声がさらに俺の興奮を高め、

彼女の身体を這うように全身にキスをしていった。

柔らかで敏感な胸にしゃぶりついた後はさらに下におりていき、

指を出し入れしていた彼女のソコに到達した。

少し顔を出すように勃起していた敏感なところをペロリと舐めると、

彼女は身をよじらせるようにして感じていた。


「あっ…ん!…っき、せく…んっ」

黄瀬「!…ココ、好きなんスね…もっと舐めてあげるっス…」

「ぃやぁ…っ!…あっ、はぁっ…ん…っ」


今までと比べて一番彼女が感じているように思えた。

なんだか俺も嬉しくなった。

独特な匂いと感触、

激しい興奮で脳が麻痺しそうだった。


「あっ、あっ…だ、ダメ…かもっ…」

黄瀬「…んっ…な、に…?」

「い、イっちゃいそ…う…!」

黄瀬「!…イっていいっスよ…っ」

「っ…あ、あぁぁぁっ…!」


突起を舌で刺激して、中を指でかき回したら、

彼女は痙攣したかのように身体を震わせて絶頂を迎えたようだった。

俺は、めちゃくちゃ嬉しい気持ちになった。

今までに味わったことのない、

達成感や幸福感…


少しは、悦ばせることができたかな…?


黄瀬「…大丈夫っスか…?」

「…だい、じょうぶ…はぁ…っ」


彼女は胸に手を当てて息を整えていた。

俺はすぐに彼女にキスをしたくなった。

顔を近付けると、彼女も目を閉じて応じてくれた。


「…ん…ごめん、ね…?」

黄瀬「えっ、何がっスか?」

「…一人でイっちゃって。」


彼女は俺の耳元で囁くように言ったもんだから、

俺はすでに膨張していた下半身のソレが、

またさらに大きくなったような気がした。


黄瀬「…っ、イってほしかったから、いいんス。」

「…黄瀬くんが上手だったから…だよ?」

黄瀬「!…そ、そういう風に言われると…俺の興奮もいいかげんヤバイんスけどっ…」

「…ふふ。じゃあ今度は黄瀬くんが気持ちよくなってもらいたいな?」


もうある意味気持ちいいっス…!

ヤバイっス…!

彼女の言葉攻めだけでイけそうな気もしてくるくらい(変態)

あー…エロい子だわ。

負けてらんねーっスわ。
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