Novel
□熱愛疑惑を追え!!
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「何にするんだ、カミーユ君?」
「パワーアップきのこハンバーグにします。」
(なんだ、この写真の、赤くて白いブツブツのあるきのこは…!!
まるで、マ○オに出てくるやつじゃないか!!
こんなのをカミーユ君は食べるのか?)
「クワトロ大尉は何にするんです?」
「私は量も辛さも通常の三倍スパゲッティにしよう。」
(通常の三倍!?
まるでシャアじゃないか、クワトロ大尉は。
赤い服まで着ちゃって、シャアに憧れているのだろうか?
引くわ〜)
「すいません。」
店員(ララァ似)「はい。」
「パワーアップきのこハンバーグと、辛さ三倍スパゲッティと、ドリンクバーを二つ。」
クワトロは少し声が上ずった。
カイ「よし、いい席だ。
会話も聞こえるし、写真も撮れる。」
ブライト「くれぐれもバレないようにな。」
店員「あ!申し訳ございません!!」
歩いていた店員の腕が、誤ってアムロの頭に思い切りぶつかってしまった。
アムロ「…殴ったね………
親父にもぶたれた「静かにしろ!!」
ブライトとカイは、有名過ぎるセリフを叫びそうになったアムロを押さえた。
ブライト「すいません…」
店員に頭をさげるブライト。
カイ「バカ!!何やってんだよ!!
クワトロ大尉とカミーユに気付かれちまうだろ!!」
「なんだか、聞き覚えのあるセリフが聞こえた気がするんだが……
「気のせいですよ。」
「そうだな。認めたくないものだな、自分自身の勘違いというものを。」
2人「アハハハ…!!」
カイ「いい感じ……♪」