ハヤテのごとく?小説 《裏》
□Memory Stars(After Story)
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私がハヤテの部屋を出てからおこったことについて少し話そう…
あの後たくさんの人がハヤテに線香をあげにやってきた
皆泣いてはいたが立ち直れないほど深く悲しんでいたり、ハヤテの死因を知っても私を責めるものもいなかった。
たぶんマリアやクラウスと同じでハヤテは皆のところにも現われたのではないかと思う……
…他人の心配をするのは本当に得意なんだから……
そして6年後…
「見えるか?あれがお前の星だ。」
「うん 見えるぞ母よ。」
6年か…長いようであっという間だったな……
私やハヤテやマリアが予見した通りハヤテの精子は私の中でしっかり受精していた。
それを誰よりも早く気がついたマリアは学校を休学するように私に勧めたが私はそれを断ってギリギリまで通い続けた。
私にその決断をさせたのはあのハヤテの言葉だったのは言うまでもないな