ハヤテのごとく!小説 《短編1》
□罰ゲームはドキドキデート!?
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「(あんなところにいたのか)まあ、そういうことね。ところで今日はひまだったの?忙しいなら無理して付き合わなくてもいいわよ。」
「僕が折角の花菱さんからのデートのお誘い断ると思います?」
「…ご主人様泣くぞ。」
「え?」
「まあいいさ。さて時間もないしさっさと行こうか。」
「そうですね行きましょう美希。」
「む!?」
「ふふっ、ルールですから。」
「・・・」
美希は何か言いたげに口を動かしたが結局黙って人ごみの中を歩き始めた。
「とうとう始まったね二人のデート」
「ああここまでは予定通りだ。それにしても私達が言い出したとはいえ美希のことをためらいもなく呼び捨てとはハヤ太君もなかなかやるな。」
「何か今日のハヤ太君積極的だよね〜」
「だな、さてまた尾行の続きを…ってあれあの二人どっちへ行った?」
「さあ…」
「「・・・」」