ハヤテのごとく!小説 《短編1》

□恋する青空
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ミーン ミンミン ミーン

セミの声が元気に響くある夏の放課後…


一人の男子が白皇の生徒会室へと続くエレベーターに乗り込んだ


エレベーターに乗ったのは彼一人

扉は閉じ生徒会室目指しあがっていく



この男子の名は綾崎ハヤテ


少し前に生徒会三人娘から仕事を押しつけられ、その書類を届けるために生徒会室へと向かっていた



しかし無理矢理仕事を押しつけられた割りにはその顔は明るい


それもそのはず実はこの綾崎ハヤテ、この上にいるであろう生徒会長の桂ヒナギクに恋心をいだいていたのである


だからどんな口実とはいえ彼女に会えるのはうれしかった

たとえ屋敷に戻ってからナギに怒られることが確定していてもである

 
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