ハヤテのごとく!小説 《短編1》

□巫女が恋をした日
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私の名前は朝風理沙、最近まで大半の人が忘れていただろうが一応巫女さんだ。

そんなわけで今日私は久しぶりに真っ赤な袴の巫女服に身を包んでいる。

どうだ、なかなかそそるものがあるだろう?

「なあ、ハヤ太君は巫女服に興奮したりするのか?」

「はあ はあっ あ、朝風さん。」

「ん〜なんだいハヤ太君?」

「そういうことをこんな状況の時に言わないで下さい!」

(ドコーン バーン)

…そういえば今の状況を説明していなかったな。

今、私はハヤ太君にお姫さま抱っこされ人気のない裏路地を進んでいる。

巫女なのにお姫さま抱っこ ふふふ、It’sおやじギャグ。(寒いとか言うな!)

そして、我々は三つ目で全身触手の妖怪に追われているのである。

なぜ、こんな常軌を逸したことになっているかというと…

 
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