ハヤテのごとく!小説 《短編1》
□淋しい夜は二人一緒に…
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ちょっとした偶然からナギの全裸を見てしまい三日程ヒマを出されたハヤテ。
マリアから100万円を貰ってどこか泊まる所を探したハヤテだったが何だかんだで1日目にして所持金は12円になりしかもコートもなくTシャツ1枚で今年最後の雪が降る中公園で一人呆然としていた。
(スッ)
誰かがハヤテに傘をさした。
ハヤテが振り向くとそこにいたのは…
「…瀬川さん。」
「どうしたのハヤ太君そんな格好でこんな所にいるなんて?あっ、もしかしてナギちゃんに追い出されちゃったとか?」
「いえそういうわけではないんですが…」
ハヤテは泉にここまでのいきさつを話した。
「ふーんそれで無一文になっちゃったんだ。ハヤ太君もついて無いね〜。」
「まあ、もう大分慣れましたけどね。」
「でもこれはいいんちょさんとして困っているクラスメートを放っておくわけにはいかないな〜。…というわけだからハヤ太君今日はウチに泊まりなさい」
「へ?」