ハヤテのごとく?小説 《裏》
□●青い拳銃と赤の屋敷
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ある日僕はクラウスさんの部屋に呼び出された。
クラウスさんの部屋にはなぜか木の箱を持ったマリアさんも居た。
「えっと…僕何かしてしまったのでしょうか?」
「いや、最近お主もようやく自覚がみられるようになってきたのでな、まだ一流には程遠いがワシもお主をお嬢さまの執事と認めることにした。」
「あ、ありがとうございますクラウスさん。」
「それに伴って、マリア…」
クラウスさんがそう言うとマリアさんは手に持っていた木箱の蓋を僕の前で開けた。
その中に入っていたのはシルバーブルーに光るきれいな…
拳銃だった。
「え、これは…」
「名前はH・A8810。対人用、最大装填数150発、射程距離最大100メートル、ワンタッチでマシンガンとショットガンに切り替え可能のハヤテ君専用の銃なんですよ。」
いや、マリアさんそんなうれしそうに説明されても