ハヤテのごとく!小説 《短編1》
□罰ゲームはドキドキデート!?
2ページ/14ページ
次の日
「こんにちは花菱さん。どうしたんですか、あんな脅迫じみた電話で呼び出すなんて?」
「えっと…わ、私とデ デ デートしてくれないか?」
「へ!?」
「うるさい罰ゲームなんだよ!」
美希は顔を真っ赤にしながら昨日のテストのことを話した。
「なるほどそれで結局言い出した花菱さんがビリだったと。」
「そういうこと…これルール。」
美希は泉と理沙が考えたルールの紙を渡した。
@お互いに今日は名前を呼び捨てにすること。
A二人でプリクラを撮ること。
Bハヤ太君に服を選んでもらうこと。(支払いは美希ちゃんだよ。ハヤ太君貧乏だからね)
※私達は少し離れた所から見守っているぞ(のだ〜)
「ふーんだからそこに瀬川さんと朝風さんが隠れてるんですね。」
そう言って指差す先には物陰に隠れる二人の姿があった。