ハヤテのごとく!小説 《短編1》
□淋しい夜は二人一緒に…
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「ここが泉の家だよ」
泉に連れられて来た瀬川家は三千院家とは違い近未来的な屋敷だった。
「ささ、入って入って」
「あの…やっぱり悪いですよいきなり泊めてもらうなんて。」
「そんなこと気にしない気にしない。…それともウチに泊まるのいや?」
泉は悲しそうな顔でハヤテを見た。
「そ、そんなことは断じてないです」
「じゃあ泊まって ね」
「お先におフロ頂きました。」
屋敷の中に案内されたハヤテは泉に勧められるままおフロに入っていた。
「はーい それにしてもハヤ太君おフロ長いんだね。」
「いつもはもっと短いんですが、瀬川さんの家のおフロ色んなボタンがあってつい…。」
「あ〜ウチのおフロボタン一つで牛乳風呂とかジャグジーとかなるからね。どう楽しかった?」
「はい、とっても♪」
「じゃあ毎日入りに来てもいいよ」
「はは、ありがとうございます。あっ勉強してたんですか?」
泉の前にはノートや問題集が開いて置いてあった。