01/28の日記
00:29
冬の特権
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寒い日が続きますね。
東京は月曜日の夜に降った雪がまだ少し残っています。
ガリガリでツルツル。
写真は、橋の上から撮った線路。
ここの雪はあっさり溶けてしまいました。
でも、北向きの日陰の空き地なんかは人も入らないのでまんまに白い。
毎日、それだけ寒いんだなぁ。
なんて雪国の方に怒られてしまうレベルですよね〜。
うちは家族が雪国の山育ちなんですが、東京の寒さは雪国のそれとは種類が違う〜っていつもぼやいてます。
東京の寒さはなんかガマンできないイヤな寒さだって。
確かにあの体の芯から冷える感じとカラッ風が吹き付ける表面的な寒さとの違い。
ザラザラと音を立てながら降る雪の下にいると、ああきっとこのままここにいると死ぬんだろうなと思いながらもそのまま立ち尽くしてしまう寒さと、きっと一晩くらい外にいても死にはしないだろうけど一刻も早く風の当たらない室内に入りたい!っていう寒さ。
前者のが好き。
あ、主観ですね完璧に。
あまり雪が降らないところに住んでいるから、降ると台風や雷の時みたいにムチャクチャワックワクしちゃう方なんですが、やっぱり最近は絳攸のことばかり考えちゃいます。
私は原作が先で、アニメが後なんで、絳攸が黎深に出会ったのは雪山!ってイメージが強いから余計に。
ただほんとにずっと、雪を見てたんだろうな。
なんて勝手にコウに感情移入してしまうわけです。
で、頭の中のBGMはそこから中島美〇の『雪の華』になるわけです。
勿論楸瑛視点。
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絳攸はいつだって薄着だ。
「お前のような上品なお育ちじゃない」というのが絳攸の言い分。
実際、強がりではなく本当に平気なのだと思う。
それでも人々が着膨れる中で彼のような肉付きも色素も何もかも薄い人が寒空の下で佇んでいたりすると、それは寒々しいを通り越してかわいそうにも見えた。
この季節になると、いつもより少しだけ近くに並ぶ。
ほんの気持ちだけ。
絳攸は気づいても何も言わない。
同情したいわけでも憐れみたいわけでもなく、それを許してくれる人が愛しいなと思っていた。
寒ければ寒いほどに近づける、そんなもどかしいくらいの距離を大切に思えるのは、たぶんこの人相手だけなんだろうと気付いていたから。
白い白い雪の華が散る日の、横顔。
何も、変わらない。
その奇跡が心を満たす。
「ずっとこうしていたいね」
絳攸は自分と変わらない男で。
楸瑛がいなくても立って歩いている。
それでも時々どうしようもなく、口をつきそうになる想いは、この雪の中では白く溶けてしまうから。
「そうだな」
いくつもいくつも舞い落ちる雪を見上げて、白い息と共に絳攸も答える。
白い想いを、白い日に、絳攸は受け止めてくれるから。
「ねぇ、君が好きだよ」
答えの代わりに、絳攸はコトンと楸瑛の肩に頭を預けた。
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楸瑛は、絳攸の過去を知ってる前提で。
楸瑛って、こういう時に同情とか寄り添ってあげるって気持ちよりも、「いろんなことがあったみたいだけど、それでも今ここに君がいてくれるのが嬉しいな。一緒に幸せになろうね」タイプですよね。
そこが良いななんて思ってます。
夏からこっち、カラオケ行くと双花ソングなんて歌っていて、みなさんも披露してくださるんですが、楸瑛ってほんと、万能ですよねw
ラブソングならなんでもゴザレな感じ。
特に無償の愛が似合う似合う。
双花ソングと言っても基本的に楸瑛視点ばっかり。
絳攸視点だなって思うのは基本的に女性の歌が多いw
そういえば、絳攸ってイラストだと薄着だし、育ちも育ちだから寒いの大丈夫そうだなぁとも思うんですけど、不摂生だし痩せてるから、どっちかというと血行が悪そうって思ってるんですけど。
寒がりの絳攸、かわいいですよね!
でも、私の頭は都合良くできてるから、双花の絳攸は寒がりで手が冷たくて、李姫の絳攸は手があったかければいいなと思える。
絳攸が甘党でも辛党でもどっちだって萌えられるから、つまり、絳攸ならなんだって許せるし萌えられるんですね^^
なんて便利なんだろうなぁ!(自画自賛)
冬は苦手ですが、冬のラブソングは好きです。
早くあったかくなれーと願いつつ、少しだけ妄想に浸ろうと思います。
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