BL
□いつか笑顔、いつも笑顔
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………やっぱり。
森の中の、ぽっかりと開けた場所。
やわらかい下草と、様々な花の咲くそこに、
どの花弁よりも鮮やかな深紅が散らばっていた。
分厚い書物を放り出して、無防備に身体を投げ出して。
「…………ラビ、」
神田の探していた恋人―――ラビは、すやすやと寝息を立てていた。
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