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□うさぎざりゅうせいぐん
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たたかいがぜんぶぜんぶおわったあとも、うさぎさんはおおかみさんをまっていました。
なんにちも。なんしゅうかんも。
ずっとずっと、おおかみさんがドアをノックしてくれる、そのおとをいまかいまかとまっていました。
……でも、おおかみさんは、きませんでした。
わかっていました。うさぎさんがいまココにいるってことは、おおかみさんがいまココにいないってことなんだって。
わかっていました。それでも、みとめるのなんていやでした。
おおかみさんが、とおいとおいばしょへいってしまったなんて、しんじたくありませんでした。
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