白ひげラジオ
□第九回ゲスト・マルコ
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10「大変だ！ゲストが来てない！」
３「もう、放送が始まってしまうな…」
５「もう流れてるぞ」
２「第九回にして、こんな不手際が発覚するなんて！」
４「たく…誰だ？ゲストを手配したのは」
１「慌てるなよい」
３「流石はマルコ。冷静だな」
１「第九回、白ひげラジオの時間だい。今日のゲストは…おれだよい」
４「はああ！？」
５「隊長がゲストとは…」
１「リスナーのリクエストには必ず応える。それが、白ひげラジオだよい」
２「何かカッコイイな」
10「というか、このスタジオ…六人も隊長がいるんだが…」
１「九回も続いた記念だよい！さ、今日のテーマはオヤジの秘密だい」
３「おお、オヤジか」
４「オヤジのいびきは…大きい！」
５「ふむ、分かるな」
１「オヤジのいびきは世界一だよい」
２「鼻ちょうちんも膨らますぜ」
10「おれの自慢は、オヤジと風呂に入った事だ」
２「オヤジの大きいから大変だよな」
４「エースもあるのか」
１「確かに、背中を流すのは大変だい」
３「おれは…ないな」
５「というか、ジョズは最後だからな」
10「他にあるか？」
４「オヤジのひげは…付け外しが可能」
10「マジかよ！」
１「う、嘘だろい？」
４「おれは見たんだ。オヤジが、こっそり外しているのを…」
３「証拠がない」
２「…危険な匂いがするぜ。これは、闇に葬ろう…」
５「サッチの戯れ事だろう」
１「おれは、よく、オヤジと二人で盃を交わすよい」
３「いいな…」
１「おれが、ゲストだから、話をさせろい」
４「忘れてた…」
２「普通に進行していたなー」
１「オヤジが、たまに頭をクシャクシャに撫でるのが好きだよい。恥ずかしいけどよい…」
２「おれも！」
10「確かに」
１「後は、オヤジが酔った時に見せる笑顔は素敵だい！」
３「ダイヤより輝いているな」
５「眩しい笑顔だな」
１「何だか、オヤジ自慢になってるよい…」
４「お前がゲストだ、好きにやれよ」
１「いや、リスナーのためにも、オヤジの秘密をばらさないと駄目だよい」
10「秘密ねえ…あっ、噂なんだが…」
２「え、何々？」
10「オヤジの覇気はな…」
１「覇気は？」
10「フェロモンらしいぜ」
１「そんなん、いつも出てるよい！だから、気絶するんだい」
３「もう、訳分からなくなってきたな」
２「ていうか、もう終わりだー」
１「お相手は、マルコだったよい！」
５「いやいや…予告をせねば」
４「ん？あ、第十回だな！！」
５「来週のゲストは…三人らしい」
３「おお…それは？」
５「秘密だ」
１「秘密かよい…」
５「次回も頼むぞ…」
10「じゃあな」
１「という訳で、今日はこの辺で。リクエスト、ありがとよい！」