ハートの海賊団
□告白diary
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○月×日
えー今日もペンギンに無理矢理渡された日記を書きます。
今日も一日良い天気で、甲板でベポが昼寝をしていました。おれもしよーとしたら船長に邪魔だとバラバラにされそうになりました。
チクショウおれ何かした？
○月△日
船長が甲板で滑ったのを見た。笑ったらソッコーでバラされた。
まだ左手が見つかんねェ。
○月■日
左手が見つかった。掃除用具室の箱の中に隠されていやがった…おれの左手が使いまくった雑巾みたいな臭いになった。クセッ。
○月◆日
…。
(どうやらこのページは白紙なようだ)
○月○日
昨日の日記をサボったことがペンギンにバレた。何故？
一日ぐらいいいだろって反論したら『日記はその日の気持ちを整理するのに役立つんだぞ』って説教された。別にそんなことしなくてもいいと思うのになァ…
愚痴ったら今度は『根性無し』って言われた。これからは意地でも続けてやる！
○月▽日
今日はおれのことじゃないことを書きます。先月新しくクルーになったナナシのことだ。
ナナシはハートの海賊団初の女船員で、親が海賊をやっていたらしい。その親が船長の飲み仲間らしく、修行のために娘を船長に預けたんだと。
…ここだけの話、ナナシはけっこう可愛い顔だ。
●月Ω日
月が変わった。
戦闘もなにもねェ平和な１日だった。
暇だった。
ナナシと雑談したりペンギンに押し付けられた倉庫整理を一緒にやった。
ナナシが意外と力持ちで驚いた。
●月○日
久々の戦闘があった。
ナナシがおれと同じくらい敵を蹴散らしていて驚いた。
昨日も思ったんだがあの華奢な体の何処にあんな力があるんだ？
すげェな。
●月□日
良い天気だった。
暇だったからナナシの洗濯当番を手伝ったら礼を言われた。嬉しかった。
●月×日
今日は色々と雑用を任されて忙しかった。
そん時にベポと昼寝してるナナシを見かけた。うらやましい…おれも一緒に昼寝したい!!
とりあえずベポの夕飯のハンバーグ食ってやった。ざまァみろ。
●月◎日
今日はペンギンにちゃんと日記書いてるか？って聞かれた。
ちゃんとやってるっつうの!!
そう答えたら『日記は書くだけじゃなく読み返すのも大事なんだぞ』って言われた。
意味がわからん。
●月℃日
今日はなんかナナシが困ってた。ペンギンに頼まれた物が見つけれなかったらしい。
一緒に探したらすぐに見つかって、ありがとう！ってお礼を言われた。
笑顔でめっちゃ喜んでた。
スゲェ嬉しい。
●月★日
ナナシとペンギンと一緒に喋っていたら船長が来た。そんでナナシに『お前体細いな』って言いながら後ろから抱きついてきた。イラつく。つぅかムカつく。船長、めっちゃニヤニヤしてたし。セクハラだろあんなの。ナナシも困ってたぞ。離そうにも離せねーし。船長、こっちみながらずーっとニヤニヤするし。なんでか隣にいたペンギンにはこっち見ながらため息つかれたし。なんなんだよ。あﾞー思い出したらまたイライラしてきた。もう寝る!!
●月〓日
今日も船長がナナシと一緒にいやがった。見てたらイライラした。
部屋に戻って暫くしたら#NAME1##が昼飯の知らせにきた。
ナナシの顔見てたらいつの間にかイライラが直ってた。不思議なこともあるんだな。
そのあとで船長がまたナナシにひっついてた。
またイラついた。胸のあたりも気持ちが悪くなった。まだ治らねェ。明日になったらペンギンに相談してみるか…。病気だったらヤベェし。
●月Å日
ペンギンに相談したら病気でもなんでもないらしい。じゃあなんなんだよって聞いたら『自分で考えろ』って言われた。ひでぇ。もし新種の病気だったらどーすんだよ!!
前言った言葉を思いだせとも言われたが前っていつだよ…あ、日記に書いてあるか？今日は遅いから見直しは明日にしよう。
●月※日
日記を見直してみた。ヤバい。