交錯する世界(ネギま×デジモン)

□太一麻帆良へ 〜いま、冒険がひろがる〜
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学園長室へ向かう途中、刹那からこう話しかけられた。

刹那「八神さんはなぜ学園長に呼ばれたか分かりますか?」

太一『ん? さぁ解らないな。 桜咲は何か聞いてるのか?』

桜咲「いえ、私にも今日教えて貰えるらしく、今は何も知らないです。」

太一『へぇ〜、そうなのか……なぁ麻帆良にはスッゲェ美味い肉まんが有るって本当か?』

桜咲「肉まんですか? それは恐らく『超包子』の肉まんですね。 確かに美味しいですが、学園外でも有名とは……
あっ、着きましたよ。」

話しているうちに着いたらしい。
学園長室の前まで来ていた。

コンコン
刹那「桜咲です。八神太一さんをお連れしました。」

学園長?「うむ、入って良いぞ。」

ガチャ
刹那「失礼します。」

太一『失礼しま〜す!』

太一が学園長室に入るとそこには……デジモンがいた。

太一『んなっ!!』

???「先に言っとくけどこの方は人間だよ。失礼の無いようにね。」

学園長「高畑君それも失礼じゃよ。」

太一『(に、人間!?普通にデジモンだと思った)あははっ……ここ笑うとこ?』


学園長「ふむ、まぁ良い。さて、自己紹介から行こうかの。わしは学園長の近衛近右衛門じゃ。
趣味は孫の見合いなんじゃが……どうじゃ?ウチの孫と、

刹那「学園長っ!!」

フォフォ、まぁこの話は良い。



八神君 きみを呼んだのは他でもない

……『人間では無い存在』をきみは知っているね?」

桜咲「っ!!」

太一『人間では無い存在?何の事だ?(自分の事じゃないのか?ホントに人間か怪しいぜ)』

学園長「ふむ、これでは解らんかのぅ?

それでは、『選ばれし子供たち』というのはどうじゃ?」

桜咲「?」

太一『っ!! ……なんの話だ?(なんでこのジイさんがその言葉を知ってる!)』

学園長「数年前、ネット上で『人間では無い存在』のバトルシーンが流された事があった。
その人間では無い物の肩に君が乗っているのを見たと言う者がおるんじゃよ。」

桜咲「あっ!それは私も見た事があります。」

太一『俺には何の事だか、さっぱり解らないな。(ディアボロモンの時か。)
選ばれし子供たちってのは何なんだ?』

学園長「ふむ、詳しくは解らんのじゃが……調べた所その肩に乗っていた者は、『選ばれし子供たち』と呼ばれる集団の1人じゃということが解ったのじゃ。」

太一『……なんだそれは?アニメの話か?(そういや頭に注意がいって気づかなかったが、このジイさんと高畑って人からも刹那と似た……いや、もっと大きな力を感じるぞ!)』

学園長「ふむ、あくまでシラを切るかのぅ

仕方あるまい、先にこちらの話をしようかのぅ」

太一『?』

学園長「実はな八神君。 信じられんかもしれんが……わし等は 魔法使い なんじゃ。」

八神『へぇ、証拠はあるのか?』

学園長「……案外冷静じゃのう?」

八神『あぁ、あんた逹。正確にはジイさんと高畑って人と桜咲からは妙な力みたいのを感じてたからな……最も桜咲から感じる力は2人から感じるものと少し違うけどな…』

桜咲「っ!!」

学園長「ほぅ、やるのう。では詳しい話をしようか、わし等魔法使いは〜〜








こうして太一は魔法使いの存在や在り方を知った。

それは
新たな冒険の始まりだった
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