復讐遊び
□余興にすぎないから
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｢〇〇織｣
｢潤さん､さすがだね!早い到着で!｣
｢当たり前だ｡あたしを何だと思ってる｣
｢人類最高､赤の請負人｣
｢わかってるじゃねえか｣
全身赤の人――人類最高､哀川潤さんが､赤い車に乗りながら僕を出迎えてくれた｡
｢いーちゃんや匂宮もいるぜ｣
｢本当?…死線は?｣
｢あぁ来るだろうよ｣
｢そう｣
死線の蒼――玖渚友や､戯言使い――いーちゃんや､一喰い――匂宮出夢も来るのか｡
｢にゃは｡大集合…か｣
頭の中では狂った歓声が沸き上がる｡
にゃはははははハハハハはははははハハハハはははははハハハハはハハハハはははははハハハハはははははハハハハはははははハハハハはははははハハハハはははははハハハハははははは｡
――と｡
｢にゃははははは｡僕が裏世界と裏社会を､争わせる引き金?――違う｡僕じゃない｡誰だかわかる?潤さんは――｣
｢残念だが､わからねぇな｡お前はあたしが知ってる中で､１番厄介で読めない奴だからな｣
引き金｡
引き金は――
｢着いたぜ｣
｢にゃは｡久しぶり｣
京都に僕の家賊はいた｡
友達もね｡
｡