復讐遊び

□祈る神には程遠く
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※ツナ視点



《零崎〇〇織》…何だよ、それ。


変な名前だし…お前は沢田名前であって…。何なんだよ。


薫ちゃんのことと言い…。確かに信じられないけど、京子ちゃん達が見てるから本当だ。そうだよ、見てる人が居るんだ。それなのに名前が嘘をつくから――




妹にここまで殺意を抱くのは初めてで、




妹にここまで恐怖を抱くのも初めてだった。




怖い



怖い怖い怖い怖い怖い恐い恐い恐い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い怖い怖い恐い怖い怖い怖い恐い怖い恐い怖い怖い恐い恐い恐い恐い恐い怖い恐い恐い




恐い





いつもそうだった。透き通った黒い目で、俺の心を見透かしていた。いつだって、変だけど正しいことを言っていた。


とんでもなくイかれていて、狂っている。


だからやってもおかしくない。



薫ちゃんはヴァリアーとも面識がある。


全勢力をかけてでも――



名前を殺す。




後悔なんてしない。







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