荒川

□電波
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(リク視点)

俺は忘れていたのかもしれない。
ここ、荒川の河川敷にはとてつもない強力な電波が発せられていることを。
久々に一般人に会ったと思っていた。
なのに彼女の口からハッキリと伝えられた言葉は
『私は…此所のセカイの人間ではありません』

なんていう悲劇。
きっとここに来る人間にまともな人なんていないのだろう。
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