NOVEL
□可愛いマンネへ
2ページ/6ページ
『ジュンスヒョン、今日は何のゲームして遊びます?』
リビングに行くと、ソファーでテレビを見ていたチャンミンが、僕を見つけて嬉しそうに声を掛けてきた。
それに対して、僕は何も答えることなく素通りすると、ジェジュンヒョンのいる台所へと向かう。
『おはようジェジュンヒョン』
『ああ、おはよ。もうすぐゴハンできるから』
『うん、ありがと』
ジェジュンヒョンの言葉にとびっきりの笑顔を見せながら、マンネに視線を向けると、プイッとそっぽを向いた。
それだけでヤキモチを妬いてることがわかる。
そう、僕たちは誰にもわからないように兄弟ではなく、恋人としての時間も過ごしている。