NOVEL
□可愛いマンネへ
3ページ/6ページ
『ねえジェジュンヒョン、ユノヒョンは?』
『朝風呂入ってる。昨日帰り遅かったみたいで、そのまま寝ちゃったって』
『そうなんだ。僕もゴハン作るの手伝おうか?』
『じゃあ、お皿5つ出してくれる?』
『はーい』
いつもなら手伝ったりしないとこだけど、今日は特別にね。
だって、僕は今マンネにヤキモチ妬かせよう大作戦中だから!
執拗以上に、ヒョンの近くに寄りながら、隣に立って料理を作る姿を見つめる。
時々マンネに目をやると、こちらが気になるようで、チラチラと見ながらも僕と目が合うとすぐに視線を逸らすという状況が続いていた。