NOVEL
□ずっと好きだった
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高校を卒業してもうすぐ六年という月日が経とうとしていた。
社会人になって二年目となった僕の元に、一通のハガキが届いた。
ハガキには、「同窓会」という文字が書かれている。
それを手にした僕は、ある人物のことを思い出していた…。
僕の甘く切ない恋…。
叶うことのなかった恋…。
そして今、君はどこで何をしているんだろう?
思い出すだけで高鳴る胸は、昔と変わることを知らなかった…。
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