Novel

□どれが一番いいんだろうね。。
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神羅ビルのトレーニングルーム。

そこにはただならぬ空気を醸し出している三人の姿があった。

愛読書『LOVELESS』を片手に、今にも斬りかからんといわんばかりの殺気を振り撒く茶髪の男。

それを静かに見つめ、かかって来いという風に口の端を上げ、ほくそ笑んでいる英雄。

二人を遠くで見物し、いつ止めに入ろうかと内心ヒヤヒヤしている、大剣を背負った眉間の皺が深い男。

一体何が起こったのか…少し時をさかのぼってみよう。
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