小説:紅き夢 一夜
□断罪
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ペルチェ「....ここは」
シャル「はじめまして。ペルチェ...チャン?」
ペルチェ「あなたは?」
シャル「僕は、シャル。シニガミだよ。」
ペルチェ「なんで死神がここに?」
シャル「ねぇ。ペルチェちゃんは死神になりたい?」
ペルチェ「えっ?」
シャル「いやさぁ〜。僕、疲れたんだ...。人殺すの。だから、ペルチェちゃんに死神の力あげようかなって。」
ペルチェ「なんで私にくれるの?」
シャル「シニガミって心がないから。僕、心がほしんだ。だから、君の心と僕の死神の力を交換しないか?そしたら嫌いなひと、殺せるよ?」
ペルチェ「ママもパパも?」
シャル「うん。みんな殺せるよ。」
ペルチェ「本当?」
シャル「本当だよ。」
ペルチェ「それじゃぁなる.....。死神になる!!」
シャル「契約成立。君に死神の力をあげよう。」
遠い遠い記憶。
私にはそんなことなんてどうでもいい。
ペルチェ「さて、今日も断罪しにいきますか。」