小説:紅き夢 一夜

□死
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ラル母「ラル!!あなたまだ進路決めてないの!?もういいでしょう。お父さんとおなじ医者で!!」

ラル「なんで!?私は生きがいのある仕事がやりたいの!!ママには関係ないでしょ!!」

    パシッ

ラル「いたっ」

ラル母「なんで!?いつからあなたはそんな子になったの!?」

ラル「私の人生くらい私に決めさせてよ!!」

ラル母「あなたはもう私の娘じゃない。あんたなんか...産まなければよかった。」

ラル父「おいっ。ラル。おまえママに謝れ。ママはないつもなお前の心配ばかりしていて疲れてるんだぞ!!」

ラル「それが何?これは私の人生。私のものよ。なんで指図されなきゃいけないの?私はあなたたちのドールじゃないんだよ?」

ラル父「.....。」

ラル「ねぇ、パパ?今、私、生きがい見つけた。」

ラル父「な、なんだ?」

ラル「それはね....

      




    あなたたちを殺すことよ。」

ラル父「やめろ!!!!!」

ラル「まずはママ。疲れてるでしょう?私が楽にしてあげる。」


 ラルは近くにあった鉈を振り回した。


   ザクッ

ラル「人間って案外もろいね...パパ?」

ラル父「ま、待て、パパが悪かった。な、仲直りしよう?ラルの人生はラルのものだよな?な?」

ラル「うん。そうだよ。」

ラル父「そ、それじゃあ」

ラル「パパ?気づくの遅いよ?」

ラル父「や、やめてくれ。」

ラル「ばいばい?」


   ザクッ
 

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