小説：狩リ −RED CARNIVAL-
□出逢い
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今、分かるのでだいたいあと49人
まだいるかもしれない。
絶対に見つけ出し、切刻んでやる。
今回は父さんの暗殺に直接手を下した男の息子。なんでもその男は父さんを殺したショックで狂って自殺したらしい。
まぁいい。その息子を殺せばいい。
せいぜい親を憎む...
（ドンッ）
「いった...」
すり傷か...
「ご、ごめんなさい。あ、怪我してる。よければ家にきて。手当てをするから。」
どうやら神も私の制裁を望んでいるらしい。
私が殺そうとしている男と
めぐりあわせてくださった...
このチャンスは無駄にしない。
見ていたまえ、神よ
「それでは、よろしいかしら...」