旅の記憶

□第5話 VSサイドン
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Uレッドが青いボタンを押し、音楽が鳴る。ただしソードフォームとは別の音色でだ。

「変身。」

Rod Form

仮面ライダー電王ロッドフォームの登場。赤が基調のソードフォームと違い、ロッドフォームはウラタロスと同じ青が基調となっている。
「お前、僕に釣られてみる?」
「シャアァァァ!」
叫びとともに怪人は結構なスピードで突っ込んで来て、一撃二撃と攻撃する。だが電王はそれを難なくかわす。
「何ちょっと、お構いなし?」
『速いけど、どうせザコだ。ちゃっちゃと片付けようぜ。』
「了解。じゃ、いくよ!」
電王はデンガッシャーを巧みに操り反撃。一撃二撃と攻撃を当て徐々に怪人を追い詰める。
「そろそろ三枚におろすか。」
そう言って怪人を吹っ飛ばし、とどめに入る。

Full Charge

デンガッシャーを投げ怪人に突き刺さるとバリアが生じ怪人の動きを止める。
「はあ!」
渾身のライダーキックを決めると怪人は景気のいい爆発をして消え去った。
「やっぱり小物だったか。」
『勝手に始めやがって…俺様の出番が…。』
「………。はあ。」
「ごめんねお嬢さん。大丈夫?さ、立って。」
電王は変身を解いたがウラタロスはレッドにとり憑いたまま少女をエスコートする。だが戸惑い気味に
「えと、あの…、気のせいかな、なんか性格が…、」
「気のせいだよ。」
「なにが気のせいだエロ亀。下心見え見えなんだよ!」
「失礼だな先輩、ただエスコートしていただけだよ。」
「え?え?え!?」
今度はモモタロスまで表に出て言い争うものだから少女はますます混乱する。
ちなみにUレッドは伊達メガネを掛けているため、モモタロスが出てまたウラタロスを繰り返すとMレッドにメガネというレアな絵が見られる。
『たのむから引っ込んでくれー!!』
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