旅の記憶

□第6話 VSスターミー
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水の町 ハナダシティ

レッド、ディケイドは、カスミの家にお邪魔することになった。
「さあついたわ。」
「うわあっ!!こ、これ全部キミん家?」
「そうよ。」
『えらい豪勢やな。』
『うわあ大きい!』
『ス、スゲー……。』
カスミの家は、ジャーンという擬音がつきそうなくらいの豪邸だった。
「お帰りなさいませ、カスミ様。」
しばらくすると、カスミの家から数人のメイドが出てきた。カスミは正真正銘のお嬢様だったのだ。
「紹介するわ、新しい友達の…、レッドとディケイドよ。」


レッドとディケイドは、泥まみれになった服を乾かし、ポケモンの回復をしている間、浴場へ案内された。まず体を綺麗にしてこいということだ。
「いやそれにしてもスゲー豪勢な家だな。年商何億だ?」
「ディケイド…、そういう生々しい話はよそうよ。」
「悪い悪い。」


2人は風呂から上がると、食事ををするので用意されたバスローブを着て食卓へやって来た。さすがお嬢様だけあって食卓も豪華だ。
「なんだか落ちつかねえな…。」
「おまたせ、みんな!」
『おおっ。』
「へーっ。」
遅れて数分、カスミはきらびやかなドレスで現れた。
「ヒュ〜!馬にも衣装とはこのことだぜ!」


ビシッ

「痛っ!?」
「それを言うなら馬子にも衣装だバカ。」
ディケイドは、言葉を間違えたレッドに強烈なデコピンを食らわせた。
「いって〜な!」
「ハイハイ、バカやってないで、食事にしましょう。」
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