CP小説

□夏とコイツとカキ氷
1ページ/5ページ

暑い




夏です




猛暑です




いや そういうことじゃなく




・・・そういうことなんだけど




何でオレはこんな季節に




「片方」に抱きつかれながら




目を覚まさなきゃならないんだ!!!




夏とコイツとカキ氷




「・・・兄貴」

「・・・」

「おい。」

「・・・」

「起きろ」

「・・・」

「オイ・・・」

「・・・」

「・・・。」

「ぐへっ!!」

「起きやがれクソ兄」

「ゴホッグケッわがりまじだ。首っ!放せ!!;;」

寝覚め最低。
明らかに空気の暑さのハズの無い
生物的温もりによって起こされるとは・・・(怒

「あ"−っクソ暑っっ!!」

「だって左近気持ちいいんだよなー。
プニプニしてて。」

ガッ!!(顔面鷲掴み

「ぶへ!」

「それは・・・オレに・・・太ってると言いてーのか?」

「ぢがう!!ぢがう!!ずみまぜん!!」

「チィ・・・
あ゛−暑っ。ったりぃ・・・。」

夏はイラつく。
理不尽にも逃げられない暑い不快感。

「左近」

「あ"ぁ゛?」

「・・・怖ぇ――・・・;;」

「何だよ」

「そんなキレんなって;;」

「キレるっつーの。
こんなクソ暑ィ日にクーラーが壊れてんじゃ。」

「・・・よし、しゃーねぇな。
兄ちゃんがイィ物持ってきてやる。」

「・・・は?」

「待ってろ。」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ