CP小説
□夏とコイツとカキ氷
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暑い
夏です
猛暑です
いや そういうことじゃなく
・・・そういうことなんだけど
何でオレはこんな季節に
「片方」に抱きつかれながら
目を覚まさなきゃならないんだ!!!
夏とコイツとカキ氷
「・・・兄貴」
「・・・」
「おい。」
「・・・」
「起きろ」
「・・・」
「オイ・・・」
「・・・」
「・・・。」
「ぐへっ!!」
「起きやがれクソ兄」
「ゴホッグケッわがりまじだ。首っ!放せ!!;;」
寝覚め最低。
明らかに空気の暑さのハズの無い
生物的温もりによって起こされるとは・・・(怒
「あ"−っクソ暑っっ!!」
「だって左近気持ちいいんだよなー。
プニプニしてて。」
ガッ!!(顔面鷲掴み
「ぶへ!」
「それは・・・オレに・・・太ってると言いてーのか?」
「ぢがう!!ぢがう!!ずみまぜん!!」
「チィ・・・
あ゛−暑っ。ったりぃ・・・。」
夏はイラつく。
理不尽にも逃げられない暑い不快感。
「左近」
「あ"ぁ゛?」
「・・・怖ぇ――・・・;;」
「何だよ」
「そんなキレんなって;;」
「キレるっつーの。
こんなクソ暑ィ日にクーラーが壊れてんじゃ。」
「・・・よし、しゃーねぇな。
兄ちゃんがイィ物持ってきてやる。」
「・・・は?」
「待ってろ。」