□序章
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俺は普通の中学生だった
あの日、何も起こらなければ...


“あの日”私は久しぶりに顔をのぞかせた
満月を見にベランダに出ていた
突然下から少女があまりにも不自然な様子で飛んできた

「…え?」

重たい物質が地面に落ちるような音が
静かな夜に響いた

その直後にトラックが走り去る音ではっとした

「お母さん!!警察!!」
「…は?」

表に出ると血まみれの女の子だったモノがぐちゃぐちゃになっていた

母はそれを見て気を失った…。

俺は110番通報したらちょうど日が変わった


お隣さんの一人娘だったらしい

常に冷静だったその子の両親は町の端までも
聞こえるんじゃないかと思うほど大きな声で叫ぶように泣いた

その悲痛な叫びで俺の心は…歪んだ



次の日、学校を休んだ

その次の日もその次の日も。

だいぶ落ち着いてきた(サボって)3日目の夜
1通のメールが届いた
 

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