管理人の創造世界

□無限ループ
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いつも隣に君がいる



いつも君の声を聴く


いつも君の笑顔を見る




そして今日も 君に会う






そんな毎日の繰り返し





いつだって同じ毎日



歯車が噛み合わないことなんてない



いつも同じ方向








君が伸ばした手を振りほどいた




嫌いなんかじゃない


怖かった




近付き過ぎることが怖かった





臆病者の僕の手を



君の小さな手を振りほどいた僕の手を


僕自身が見つめていた







狂言、暴言、戯れ言


どれだって揃わない




君には優しい言葉だけでいい






けれど 僕自身が君を傷付けないことは否定できない







もし少し触れるだけで壊れてしまう脆いものなら



「それ」が君なら













いつだって君の隣に在る存在



いつだって危険性を帯びている存在












「おかしいな」







今日も昨日みたいに 君の隣にいれるはずなのに







「どうして」










今 僕の隣に、君はいない。

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