かんじ学園記!
□第9章
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秋歩「誰でも活躍出来る訳じゃないでしょ?」
レイ「そりゃあ努力を続けた人だけだよ。あ、でも秋歩には無理か。運痴だし」
秋歩「なによー!」
ヨシキ「とりあえず次の部活行こうぜ」
みさき「はいっ」
新聞部部室
あや「ほうほう部活体験ですかなるほどなるほど。そういう事ならばどうぞ上がってください。ここが学園の情報発信局ですよ!」
デスクや本棚に大量の資料が積まれ、狭っ苦しくなった部室に通される。
太郎「これは全員は入れないぜ」
朱鷺「まぁみさきの体験がメインであるから私達は外で待っていればいいんじゃないか?」
太郎「姐さんの言うとおりだな。そうしようぜ」
ネオ「そうだね」
アンリ「じゃあみさきと私で行ってくるわ」
秋歩「…私達も待ってましょう」
レイ「だね」
2人はそう言って壁に体を預けた
太郎「先輩達は何で行かないんすか?」
レイ「…新聞部の体験なんて勘弁だからね。学園一辛い部活だし」
秋歩「学園最速乙女の異名は伊達じゃない。最近部員数が増えたらしいけど、厳しい指導に耐えられない、新聞への情熱が足りないとかで、退部者続出。今や元の2人だけっていうね…」
ネオ「うわぁ…」