かんじ学園記!
□第10章
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リオル「なるほど。そういう事ならば協力するにやぶさかではないが、オレ1人ではまだまだ人数が足りないだろう」
レイ「いやまだ何も言ってないけど…」
リオル「そこは省略することにした」
レイ「…はぁ?」
リオル「冒頭でも話した現在置かれている状況を、ここでまた語るのでは読む側としても喋る側としても面倒だからな」
レイ「…気を使ってもらって悪いんだけど…こいつ逆にめんどい…」
秋歩「疲れる…」
リオル「というわけだ。オレの唯一無二と言ってもいい親友も誘うとしよう」
レイ「あ、それは助かるかな…」
リオル「一応あいつも車愛好会というクラブに所属してはいるが、愛好会と言うだけあって部活動としては認められていない。それならば例の通過儀礼もやり過ごせるだろう」
秋歩「早速案内して」
スーリエ「まぁ何か知らないけどやる気になってるのは良いことだわ。頑張ってね」
秋歩「ありがとう」
スーリエ「ただし講義をサボるのは感心しないわね」
秋歩「ぎくっ…」