かんじ学園記!
□第10章
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レイ「どこから当たるか…まぁ講義の無い時間もある大学部の連中に声をかけるのが妥当か…」
秋歩「じゃあ早速大学部行きましょう」
―大学部―
レイ「暇そうな生徒いないかな」
スーリエ「あれ、レイに秋歩」
秋歩「スーリエじゃないちょうどいいわ。今講義休み?」
スーリエ「移動中よ」
秋歩「暇そうな奴知らない?」
スーリエ「あんた達」
秋歩「いやそうじゃなくて、部活やってなくて、放課後とかも勉強で残ったりとかしなくて元気が余ってそうな」
スーリエ「そうね…あんた達以外なら…リオルとか。あいつ暇そうだわ」
リオル「そんな事はないぞ?オレはこれでも忙しい身でな」
秋歩達の横に風変わりな男が急に現れ、秋歩は思わず飛び退いた。
秋歩「うわぁ!?」
スーリエ「急に現れるんじゃないわよ!」
リオル「いやいや、これは探す手間や紹介を省く為に気を使って出て来たのだぞ?むしろ礼を言ってもらいたいくらいだ」
秋歩「な…なんなのこいつ…」
スーリエ「私の高等部の時のクラスメートよ…急に現れたり人の頭の中に出て来たりするけど、暇そうでしょ?」
レイ「まぁ…今は人数さえいればいいかな…実は…」