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□時には強引にいくのもアリですよね*
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とある高校に通う、河合曽良(高校3年生)。
成績優秀、眉目秀麗、スポーツ万能…当然女子からキャーキャー言われてる訳で。
そんな河合曽良に、1ヶ月前に恋人が出来たそうだ。
恋人の名は、同じ高校に通う小野妹子(高校1年生)。
名前だけみたら女だと思うが…実は男。
河合曽良と違って、童顔、可愛い、小動物のよう…という感じでキャーキャー言われている(男子からの声援の方が多い)。
そんなカップルのお話…
時には
強引にいくのも
アリですよね
「あーうまっうままま!」
「太子…毎日昼カレーで飽きないの?」
昼休み。
曽良と、同じクラスで仲が良い太子、閻魔は、学食で昼食を食べていた。
「飽きない飽きない!カレーの美味さを知らぬとは…解せぬ。」
「いやいや、そんな『解せぬ』とかかっこいいこと言われても…カレーの美味しさは知ってるけど、毎日はキツイかなぁ…」
閻魔はサラダを箸でつまみつつ、苦笑いをした。
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