◇落書き◇
□主人公と寿也3(中学生編)
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―部活終わりのいつもの帰り道
「寿!見てみ、でっかい石ころ!」
「ほんとだ、危ないなァ、脇にどかして・・」
―コーン・・
寿也の注意を最後まで聞くこともなく石ころを足の先で蹴飛ばす。
「おー、まっすぐ飛んだ〜」
次は何歩で石コロまで辿りつき、うまく蹴れるかに真剣そのもの。
「はぁ〜、全くしょうがないなァ・・・一回でも失敗したら終わりにしなよ、分かった?」
「分かった分かった」
視線は石ころから目を離さず手でいい加減な了解の合図を送る。
「よっ!」
―カランカラン・・
「・・・はい残念。壁に当たって跳ね返ったからもうおしまい」
「えーーー、今のナシ!もう一回チャンスをくだせぇ」
「ダメだよ!よっ!」
寿也はちょうど近くにあった空き地へと石を投げ入れた。
「ケチぃーーっ」
「いいよ、ケチで。さ、帰ろう」
石蹴りに夢中になっている姿を見ているのも可愛くていいけど、やっぱりこっちを向いて欲しい・・・そう思ったことは寿也の無意識の中の話。
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適当に書いたので所々汚れてます。
中学の時に買った色鉛筆があったので、それで塗ってみました〜
何年も使ってなかったので、芯が硬くて色が結構強く書いても出なかったのが残念ι