テニス夢(短編)
□脚線美に誘われて......。
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映画を観終わり、近くのレストランで昼食を取る事にした。
「良かったね、あの映画。」
「ああ、あの映画選んで正解やったわ。」
2人で、ラブロマンス映画の話で会話もはずみ食事も楽しく終えた。
会計を済まし、外へ出ると里奈が問いかけてきた。
「これから、どうしよっか?」
「そやな......なんなら俺の家ここから近いし、里奈がよかった
らやけど少しゆっくりして行かへんか?」
俺は、二人っきりになりたいが為に家に誘うと、里奈は少し考え込んだがまだ俺と一緒に居たいと思ったのか、誘いに乗ってきた。
「うん......でも、いいの?急にお邪魔しちゃって.......ご家族の方とかご迷惑じゃない??」
「心配あらへん、俺一人暮らしやし......ほな、行こか。」
里奈に逃げられないよう手を繋ぎ、俺は自分のマンションへと向かった。
もう、逃げられへんで......。