種短編

□こいとき PHASE−1
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「「「「見合い〜〜!?」」」」



俺の話を聞いていた、キラ、カガリ、ディアッカ、ミリアリアが叫んだ。
ラスク、イザークも声は上げなかったものの、目を見開いている。



「はぁ〜、アスランが見合いねぇ・・・。」



ディアッカは椅子を斜めにさせて仰向く。



「で、どんな子よ?美人系?可愛い系?それとも・・・。」
「ディアッカ!!」
「いでででで!!」



どんな子か目を輝かせて聞いて来たディアッカの耳を、ミリアリアが掴む。



「まぁ、ディアッカは置いておいて、・・・・・・何処の娘なんだ?」
「それは・・・・・・。」
「ザラの御曹司と見合いするんだから、それなりの家柄じゃないと駄目だよねぇ。」
「そうだな、例えばアルスターとかホークとか。」
「在り得るね。」



双子コンビがうんうんと頷きながら、俺の見合い相手を推測する。



「それで、お相手の方はなんと仰いますの?」
「それが・・・・・・。判らないんだ。」
「判らない?」



ラスクは小首を傾げ、ミリアリアとディアッカはじゃれ合うのを止めてキラ、カガリ同様こちらを見た。
イザークに至ってはコーヒーを吐き出しそうになったのを必死に抑えている。



「父上が・・・・・・。」



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